透磁率の『周波数特性』と『スニークの限界』について
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2020年6月14日
スポンサーリンクこの記事では透磁率の周波数特性とスニークの限界について説明します。
透磁率の『周波数特性』と『スニークの限界』
フェライトの透磁率μは、周波数を徐々に高めていくと、ある周波数までは一定の値をとり、その後、周波数が高くなるにつれて、透磁率μが増加し、ある特定のポイントで透磁率μが最大値μMAXとなります。最大値を過ぎた後は、透磁率μは周波数にほぼ反比例して低下します。
この透磁率μが低下する周波数が磁性体として実用可能な限界の周波数(限界周波数)であり、スニークの限界(スネークの限界)と呼ばれています。スニークの限界は英語では『Snoke’s law』や『Snoke’s limit』と言います。
また、透磁率μが低下する周波数(限界周波数)は透磁率μが高いほど低い周波数になり、透磁率μと限界周波数の積はほぼ一定となります。これをスニークの境界線(スネークの境界線)と呼ばれています。
補足
- 透磁率μが低下すると、インピーダンスが低下するため、高周波帯域でのノイズ除去が困難になります。
- 透磁率μの大きさによって、限界周波数が異なるため、使用する周波数帯域に応じてフェライトの材質を使い分ける必要があります。
- 透磁率μの低下は、磁気共鳴現象(自然共鳴)によって生じます。
まとめ
この記事では透磁率の『周波数特性』と『スニークの限界』について、以下の内容を説明しました。
当記事のまとめ
- 透磁率μは一定ではなく、周波数によって変化する
- 透磁率μが低下する周波数(限界周波数)は透磁率μが高いほど低い周波数になる
お読み頂きありがとうございました。
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