ギアケースのグリスアップについて
目次
Toggleギアケースには定期的なグリス注油が必要
刈払機のギアケースは、エンジンやモーターの回転をチップソーに伝えるための部品です。
ギアケースの中には、かさ歯車が入っていて潤滑のためにグリスが封入されている構造になっていて、定期的にグリスを注油しなければいけません。
同じグリスを使い続けると剪断や高温・酸化よって潤滑性能が劣化していきます。グリス劣化が進行したまま使い続ければギアが焼き付く原因になってしまいます。
刈払機やメーカーによっても異なりますが、概ね25〜50時間を目安にギアケースにグリスを補給するようにしましょう。
モータヘッドの刈払機には注油不要モータで動く一部の刈払機には先端モーターの製品もあります。
それらの製品ではギアケース自体がないためグリスを注入する必要はありません。
注油はギアケース側面の注油穴から
引用:TCG22EAS取扱説明書|Tanakaギアケースのグリス注入は簡単で、ギアケース側面のグリス注入穴を塞いでいるボルトを外してグリスを入れるだけで完了します。
理想的にはギアケースをメインパイプから外して内部の古いグリスを全て押し出してグリスを完全に入れ替えるのが良いのですが、負担も大きいので必須ではありません。
製品によってはグリス注入口の反対側に古いグリスを抜くための穴が空いているギアケースもあります。
グリスはメーカー指定品を推奨
グリスはできる限りメーカー指定のものを使用しましょう。
下の表にメーカーごとに指定グリスの一覧を記載します。
メーカ指定グリスやまびこグループパイロノック ユニバーサル2ハスクバーナパワーグリース♯2ゼノアパワーグリース♯2SHTIL強力ギア潤滑油 (Superlub FS)丸山製作所BIG-M万能グリスマキタシェルアルバニアNo2RYOBIAG99010HiKOKIニッペコ SEP-3A 930035社外品の汎用グリスも使用できますが、耐熱性や製品寿命の観点からもやはり純正品が無難です。社外品のグリスを使用しなければならない場合は、耐熱仕様・ちょう度2号のグリスを使用しましょう。
社外品のグリスではより高性能なグリスもありますが、潤滑系で最も重要なのは「適切な期間内に再注油すること」を忘れないようにしましょう。
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この記事を書いた人VOLTECHNO編集部VOLTECHNO(ボルテクノ)はガジェットや電動工具・モノづくりのニッチな情報を伝えるウェブメディアです。最近の記事- 2026年4月3日ミルウォーキー 新製品ミルウォーキー M12-18MC マグネット充電器、マグネット固定壁掛け設置に対応する4口充電器
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