橋の死亡事故、管理公社「モニター見逃した」駐停車禁止に車27分:朝日新聞
橋の死亡事故、管理公社「モニター見逃した」駐停車禁止に車27分2025年9月19日 6時00分有料記事
池田良- 印刷する
- メールでシェアする
- Facebookでシェアする
- Xでシェアするlist
- はてなブックマークでシェアする
長崎市の女神大橋で13日未明、乗用車に追突したトレーラーの運転手が死亡した事故で、この乗用車が駐停車禁止の車線に30分近く止まっているのが橋の監視カメラに映っていながら、管理する長崎県道路公社が見逃していたことが、公社などへの取材でわかった。
- 橋の駐停車禁止場所に無灯火の車か トレーラー衝突、海へ転落し死亡
公社では24時間態勢で道路上を監視し、異変があればすぐに対応するルールを定めていたが、事故が起きるまで乗用車の存在に気付かなかったという。
長崎県警によると、事故は13日午前2時55分ごろ発生。トレーラーが乗用車に追突し、はずみで中央分離帯を乗り越え、反対車線の鉄柵や欄干を破り車両の一部が海に突き出して止まった。
運転手の男性(50)=長崎県諫早市=が橋から約65メートル下の海へ転落し、その後死亡が確認された。
捜査関係者などによると、トレーラーが追突したこの乗用車は、事故までの27分間にわたり駐停車禁止の車線上に止まっていたことが確認された。ハザードランプをつけていた時間帯もあったが、事故直前は無灯火だったという。
一方、女神大橋を管理する県道路公社によると、橋には6台の監視カメラを設置。公社の道路管理事務所で24時間、道路の監視や安全業務を担う担当者が、カメラの映像が写るモニターを注視することになっている。
公社が定めた業務の仕様では、駐停車している車両を確認した際は、橋の拡声機を使って走行を促す放送をしたり、警察に通報したりすると規定している。
だが事故当日の担当者は、長時間止まっている車の存在に気付いていなかった。この担当者は公社に対し、業務の日誌を記録するためモニターから目を離していた、という趣旨の説明をしているという。
管理事務所が事故を把握したのは、橋の通行料金を管理する別の事務所からの一報で、事故の約20分後の午前3時15分だった。
同事務所は取材に対し、「結果として異変に気づくのが遅れてしまった」とし「業務内容を改めて確認する」と説明した。
捜査関係者によると、30分…
この記事は有料記事です。残り298文字有料会員になると続きをお読みいただけます。今すぐ登録(4カ月間月額200円)ログインする※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
【スタンダードコース|デジタルのみ】今なら4カ月間月額200円で読み放題/再入会は500円!詳しくはこちら
【ダブルコース半年割|宅配購読者限定】今だけ超特価!はじめの4カ月間は月額100円!詳しくはこちら
この記事を書いた人池田良長崎総局|警察・司法、平和担当フォロー専門・関心分野交通、原発・エネルギー、福祉、半導体産業、写真関連トピック・ジャンル
ジャンル社会・調査報道事件・事故・裁判- 印刷する
- メールでシェアする
- Facebookでシェアする
- Xでシェアするlist
- はてなブックマークでシェアする