朝乃山が痛恨黒星引きずらずに快勝 勇み足で敗れた前日教訓に通算600回出場の節目を飾る
10日、翔猿(手前)は朝乃山に勇み足があり勝ちとなる(撮影・和賀正仁)<大相撲春場所>◇4日目◇11日◇エディオンアリーナ大阪
元大関で西前頭12枚目の朝乃山(高砂)が、通算出場600回の節目の取組で快勝した。前頭千代翔馬に、立ち合いから左を下からあてがい、前に出て圧力をかけながら右を差して、得意の形に持ち込んだ。即座に右からすくい投げを繰り出すと、相手はたまらず右手をついて勝負あり。前日3日目は前頭翔猿に、内容では完勝していながら勇み足で敗れた。連敗せず、手痛い取りこぼしの嫌な流れを断ち切る快勝で、2勝2敗とした。
それでも「右は差せて、左は下から押していく感じだったけど、腰が伸びていた。もっと体を丸くしていかないといけない」と、反省が口をつくなど、まだ納得し切れてはいなかった。前日の取組についても「最後まで、勝負は何があるか分からない。最後の1歩が甘かった。前に出て、ああいうことになってしまったので、切り替えてやるしかない」と、あらためて反省。こに苦い経験が、良薬となることを願っていた。
通算出場600回については初耳だったようだが「まだまだ現役を続けたい。相撲が好きで大相撲に入ったので、まだ現役で、上を目指していきたい」と力説。まずは序盤戦5日間を白星で通過し、先場所、わずかに届かなかった2桁白星を目指していく。
全取組結果