マクラーレンの維持費はかなり高額だった。ホイールボルトは2年に一回交換が必要、構成部品が破損しても「部品ではなくアッセンブリーごとの交換」が必要に
マクラーレンの維持費はかなり高額だった。ホイールボルトは2年に一回交換が必要、構成部品が破損しても「部品ではなくアッセンブリーごとの交換」が必要に

マクラーレンの維持費はかなり高額だった。ホイールボルトは2年に一回交換が必要、構成部品が破損しても「部品ではなくアッセンブリーごとの交換」が必要に

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マクラーレンの維持費はかなり高額だった。ホイールボルトは2年に一回交換が必要、構成部品が破損しても「部品ではなくアッセンブリーごとの交換」が必要に

2024/12/18

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| たしかにマクラーレンF1はもっとも維持費が高額なクルマのひとつでもある |

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Toggle 加えて、初期のマクラーレンには品質的な問題もあるようだ

さて、スーパーカーは非常に高価な乗り物ですが、その維持もやはり高額であることが知られており、マクラーレンF1やブガッティ・シロンは「年間数百万円」単位でお金が飛んでゆくことでも有名です。

ただ、最近だとフェラーリの「7年」、ランボルギーニの「3年」のように基本メンテンス無料期間が(無償で)付与され、非常に維持しやすくなっているという現状があるものの、こういったメンテナンスパッケージが付与されていない場合、やはりスーパーカーの維持が容易でないという事実が明らかに。

マクラーレンはお金のかかるクルマである

今回スーパーカーの維持について紹介するのはEVOマガジン創業者であるハリー・メトカーフで、彼はまだ自動車雑誌が収益を上げていた時代に巨万の富を築き、現在はそのお金で誰もが羨むガレージを構成しています。

そして今回ハリー・メトカーフが維持費の例として紹介するのはマクラーレン650S。

650Sは(近代における)マクラーレンの市販車事業第一弾であるMP4-12Cのフェイスリフト版とも言える存在で、現在のマクラーレンのデザイン的基礎となったスーパーカー。

ただしこのクルマを維持することは容易ではなく、そもそも「ヘッドライトが外れやすく、カーボンファイバーや塗装が劣化しやすい」という品質的な問題もあるもよう。

このあたり、マクラーレンCEOが交代した際、新任CEOが「製品の品質に多くの問題があり驚いた」とコメントしたことからも想像できますが(実際のところ、この品質問題の改善のため、アルトゥーラは幾度となく販売が延期されている)、650Sもその例に漏れないようですね。

マクラーレンは「修理」よりも「交換」という概念を採用

そこでハリー・メトカーフによれば「マクラーレンのサービス費用は本当に高額なことが多い」。

たとえば12Vリチウムイオンバッテリーは約39万円、そして交換サイクルが短いものもあり、ホイールボルトはなんと「2年ごとの交換」が推奨されているのだそう。

さらには各サスペンションには小さなガスアキュムレーターが装着され、これは3〜4年ごとに交換する必要があって「1個あたり約6万円」。

そしてもうひとつ、維持におけるマクラーレンの特徴は「修理ではなく交換」を勧めていることで、例えばサスペンションを構成するパーツのひとつであるスプリングが破損しただけでもサスペンションアッパー全体を高額で交換することになり、トランスミッションシールが漏れている場合は「新しいトランスミッションを丸ごと交換しなければならない」。※マクラーレンは”一刻を争う”モータースポーツにルーツを持つので、そこから「修理よりも交換」という考え方を採用しているのかも

特別塗装も「考えもの」である

こういった理由もあってマクラーレンの維持コストは全体的に高くなりがちなのですが、さらにハリー・メトカーフがここで指摘するのは「ボディカラー」。

彼が所有する650SにはMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)による特別カラーがペイントされていますが、この「色合わせ」が非常に困難だといい、マクラーレンが初期から展開してきた特別塗装色採用車にはそれなりの苦労があるようですね。

さらには塗装自体も強くはなく、腐食による膨張が見られ、この補修を行う必要があることについても言及しているほか、オイル交換、新しいフロントガラスワイパーの交換、サスペンションセンサーの再調整に20万円を要したとも(オイル交換を含むのであれば、この費用は高くはないかもしれない)。

現在、マクラーレン6507Sは「比較的安価に入手できる」スーパーカーの一つではあるものの、購入時には「ある程度維持費がかかる」ことを見込んでおかねばならない、ということになりますね。

マクラーレン650Sの維持費を紹介する動画はこちら

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参照:Harry's garage(Youtube)

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