SE44J/シグナスXの整備 ~ホーンスイッチの分解
SE44J/シグナスXの整備 ~ホーンスイッチの分解

SE44J/シグナスXの整備 ~ホーンスイッチの分解

ホーンスイッチのメンテナンス ~シグナスX(SE44J)編

ホーンが鳴らない!

1回の乗車で使うか使わないかのレベルなのが「ホーン」。 使う人は毎回の乗車で何度も鳴らすのでしょうが一般的には殆ど使われる事が少ないと思います。 そうなると「接点」は表面が腐食して導通不良となる事が多く、いざ鳴らしたい時に鳴らないと言う結末に・・・。 メーカー・車種問わずホーンボタンの接点は腐食します。

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  1. シグナスXのホーンスイッチの整備
  2. スタータースイッチの不良

シグナスXのホーンスイッチの整備

過去の記事で数種類の車両で解説しているホーン整備

ユニットの脱着方法が異なるだけで接点の修正作業はどの車種も同じです

【スイッチボックスの取り外し】 まずユニットを外しますが、メーターカバーの裏側3点でタッピングスクリューで固定されています。1箇所はメーターカバーと共締めになっています。 防滴用に配線裏には半透明のカバーで覆われているのが分かります。

 

 

【スイッチの構造】 ユニットベースからスイッチを取り外すと、画像の様にスイッチ・レバーはユニット側に残る様に設計されています。この辺りが50ccと違う造りの良さです。

 

 

ハイ・ローの切り替え、ウインカー、ホーンとスイッチは3つに分かれています。 これは50ccスクーターと共通の設計です。 時々配線付け根が半田ごとスイッチから外れている事もありますので各部要確認。

 

 

 

ホーン部分を見てみると、金属部分は腐食して表面が変色してきています。

 

 

【小道具2種を準備】

細いマイナスドライバーを用意して、スプリングを取り出します。 二つ折りにした少し粗目・400番程度の紙ヤスリを準備。

 

 

【接点の磨き方2種】 接点部分を開口すると汚れているのが良く分かります。これでは触れても電気は流れません。 二つ折りにした紙ヤスリを挟んで何回かスライドさせて汚れを削り落とします。 (挟んで引っ張る・・・の繰り返しでも可)

 

 

【スプリングの腐食も導通不良】

スプリング側の上下面もぬかりなく腐食部分を取り除きます。 ここが汚れていても電気は流れません。 紙ヤスリ&真鍮ブラシを駆使してここも綺麗にしましょう。

 

 

【配線固定の正しい順序】 スイッチ分解時に切り離したタイラップはユニットに固定する前に穴に通し、ビスでスイッチを固定し終わった時点で配線を留める様にします。

 

 

【組み立て時の注意点】

分解と反対の手順で組付けて完成ですが、半透明のカバーは「溝」がありますのでここにしっかりと嵌め込んで組み付ける様にします。

スタータースイッチの不良

ホーンもスターターボタンも整備方法は同じです

セルボタンも同じ構造で、やはり腐食によって導通不良を起こします。 この接点の腐食によるホーンとスターターの不具合はヤマハ車両に多く見られる症状です。

 

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