ノーアウトランナー1塁|考えられる作戦とキャッチャーの配球(セオリー)
「ノーアウト、ランナー1塁で考えられる作戦は?」
「ノーアウト、ランナー1塁でのキャッチャーの配球(セオリー)を知りたい!」
こんな風に思ってるかたに向けて、 ノーアウトランナー1塁で考えられる作戦とキャッチャーの配球(セオリー)をお話します。
ノーアウトランナー1塁はピンチではありませんでも、相手チームに作戦を決められてしまうと試合の流れを失ったり、 油断をしてると失点する可能性が一気に高まったりするんですよね。
本記事ではノーアウトランナー1塁で考えられる作戦、 そしてキャッチャーの配球のコツを「序盤」「中盤」「終盤」に分けて解説します。
考えられる相手チームの作戦を把握して、バッター&ランナーと対峙しましょう。
コンテンツ
- ノーアウトランナー1塁で考えられる作戦
- バント
- 盗塁
- ランエンドヒット
- ヒットエンドラン
- ノーアウトランナー1塁での配球(セオリー)
- 序盤(1回~3回)
- 中盤(4回~6回)
- 終盤(7回~9回)
- ピッチャーにも手伝ってもらう
ノーアウトランナー1塁で考えられる作戦
まずはノーアウトランナー1塁で考えられる作戦です。
バント
盗塁
ランエンドヒット
ヒットエンドラン
それでは1つずつ詳しくお話します。
バントまず1つ目のノーアウトランナー1塁で考えられる作戦はバントです。
バントは試合の「序盤」「中盤」「終盤」などイニング関係なくありえます。
大量点差がない限り、 スコアリングポジションにランナーを進めたいからねこのケースのバントは3種類です。
バントの構えからのバント
セーフティーバント
ヒッティング姿勢からのバント
絶対的にランナーを進めたいケース以外なら打つ姿勢からでもバントはあるので、 「構えてないからバントはない!」と決めつけるのは危険です。
また、ノーアウトランナー1塁のバントはファースト方向に転がすのがセオリーなので、 それも頭に入れながら投球を組み立てます。
キャッチャーのバント処理方法はこちらで解説してます。
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盗塁つぎのノーアウトランナー1塁で考えられる作戦は盗塁です。
盗塁は3つのポイントでありそうかどうかを確認します。
足の速さ
リードの大きさ
ランナーの足の重心
足の速さは1塁までの走塁、リードの大きさは二次リードまでの距離、 ランナーの足の重心は二次リードの両足のバランスを見ます。
足が速そうで、リードが大きくて、 二塁方向に重心があるなら盗塁の可能性は高いですまた巧いランナーはディレードスチール(意図的にスタートを遅らせる盗塁)もあります。
ディレードスチールされても焦らずに2塁ベースに送球するか、 ボールを持ったまま2塁方向に走って、ランナーを1塁に戻すように追いかけるといいですね。
ディレードスチール対策はこちらで詳しく解説してます。
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ランエンドヒット3つ目のノーアウトランナー1塁で考えられる作戦はランエンドヒットです。
ランエンドヒットとはランナーは必ずスタートして、 バッターはキャッチャーが2塁送球しやすいボールならヒッティングします。
キャッチャーには厄介な作戦だねランエンドヒットは、とにかくランナーを進めたい作戦です。
投球が大きく逸れたらキャッチャーは2塁送球しにくいですし、 キャッチャーが投げやすいボールならバッターはゴロを転がせばランナーを進められます。
バッターの技術さえあれば攻撃側が圧倒的に有利な作戦なので、 対策をするならウエストボールしかありません。
ウエストボールの使い方はこちらで解説してます。
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エンドランとは、ランナーはスタートしてバッターは必ずヒッティングします。
ランエンドヒットとの違いは、バッターが必ずヒッティングすること。
捕手が投げやすいボールを打つのがランエンドヒット、 どんなボールでも打つのがエンドランですエンドランは、ランナー進塁よりもチャンス拡大を狙ってます。
エンドランを決められてしまうと一気にピンチにはなりますが、 どんなボールでもヒッティングしてくるので守備側にもチャンスはあります。
ウエストボール以外にもワンバンドになる変化球も使えるので、 これらを活用しながらエンドランを防ぎたいですね。
ノーアウトランナー1塁での配球(セオリー)
それではノーアウトランナー1塁の配球(セオリー)です。
作戦の危険度から何を優先して投球を組み立てるのかを決めます。
『エンドラン>盗塁(ランエンドヒット)>バント』だねエンドランが決まればノーアウトランナー3塁・1塁、 盗塁ならノーアウトランナー2塁、バントならワンアウトランナー2塁です。
この作戦の危険度を念頭に置いて…
序盤
中盤
終盤
この順番で解説していきます。
序盤(1回~3回)まず試合の序盤での配球(セオリー)です。
点差があってもなくてもバントの可能性が一番高いです。
先制点を取って試合の主導権を握りたいですし、 仮に点差があっても序盤なので1点ずつ返せば十分に追いつけますからね。
いかにバンドを簡単にさせないか?
どうやって盗塁を阻止するか?
序盤でのノーアウトランナー1塁の配球は、この2つの視点が大切です。
定石通りのバントなら「インコース高めのストレート」や「外に逃げる変化球」が有効的なので、 この2種類のボールでバッターを追い込み、バントをさせないのが理想になります。
カウントを悪くするとエンドランの可能性も出てきますバントの可能性が高いならアウト1つ取るのを最低限にしつつ、 上手くいけばバントをさせない投球を組み立てたいですね。
盗塁阻止のコツはこちらでも解説してます。
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中盤(4回~6回)つづいて試合の中盤での配球(セオリー)です。
点差が離れてたらバッターは打つケースが多いから、 点差が離れてない前提で話すね試合の中盤はバントもエンドランも盗塁(ランエンドヒット)もありえるので、 配球(セオリー)はピッチャー有利のカウントを早めにつくることになります。
バッターを追い込むまでは速い系のボールを使って、 ピッチャー有利のカウントになったらボール球で三振を奪うのが理想です。
ただ、安易に外のストレートを使わないほうがいいです盗塁を意識するとアウトコースのストレートを要求しがちになります。
でも、もしエンドランだったら右バッターは右打ち(ライト方向)を意識してるので、 アウトコース付近のボールを待ってる可能性は高いです。
インコース
アウトコースから逃げる変化球
高さはストライクでコースを外したストレート
この3つのボールを上手く使ってエンドランに注意しながら、 バッターを早めに追い込みたいですね。
キャッチャーのスローイングの基本はこちらで解説してます。
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終盤(7回~9回)最後に試合の終盤での配球(セオリー)ですが、中盤とほとんど変わりません。
試合展開の詳細や相手チームのスタイルによって違いはありますが、 すべての作戦が考えられるケースです。
バントなら簡単にさせない。
盗塁なら二塁送球しやすいボールを要求する。
エンドランなら簡単に右打ちをさせない。
この3つを意識して配球を組み立てます。
ただ、中盤と大きく違うのはエンドランへの意識です。
終盤でエンドランを決められたら、 一気に試合の流れを持ってかれるからね…試合の終盤だからこそ『エンドラン>盗塁(ランエンドヒット)>バント』を意識して、 バッターを早く追い込んで、バッテリー有利のカウントにしたいですね。
終盤のノーアウトランナー1塁は守備が上手くハマれば、 試合の流れを自チームに一気に引き寄せられます。
ピッチャーにも手伝ってもらう
ノーアウトランナー1塁で考えられる作戦とキャッチャーの配球(セオリー)をお話しました。
バント
盗塁
ランエンドヒット
ヒットエンドラン
ノーアウトランナー1塁は、考えられる作戦が一番多いケースです。
基本的には「エンドラン」「盗塁」「バント」の順番で警戒しながら、 早めにバッターを追い込むのが配球のセオリーになります。
「序盤」「中盤」「終盤」関係なく、 バッテリー有利なカウントを作りたいですねピッチャーに投げるテンポを変えてもらったり、牽制してもらったりするのも効果的です。
ピッチャーとの連携も組み合わせながら、ピンチにならないようにしましょう。
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