2023.9.19一日一季語 蟷螂(かまきり) 【秋―動物―三秋】
2023.9.19一日一季語 蟷螂(かまきり) 【秋―動物―三秋】

2023.9.19一日一季語 蟷螂(かまきり) 【秋―動物―三秋】

2023.9.19一日一季語 蟷螂(かまきり) 【秋―動物―三秋】

2023.9.19一日一季語 蟷螂(かまきり) 【秋―動物―三秋】

 

音たてて蟷螂の雄食はれたり     四方由紀子

 

交尾後にオスのパートナーを食べたメスのほうが、そうでないものよりも多くの卵を産むとか。蟷螂の雄は交尾の後、約25%は死に至る。メスはたいていの場合、雄の頭を噛みちぎり、下のほうへと食べ進めるという。これがメスのカマキリの交尾期の食事の63%ほどという研究結果もある。

この句では、その様子が生々しく感じられる。

*サントリー美術館にて開催していた 虫めづる展 図録より

 

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【傍題季語】

蟷螂(とうろう《たうらう》) 鎌切(かまきり) 斧虫(おのむし《をのむし》) いぼむしり

関連季語

 → 蟷螂生る、子かまきり(夏)

 

 

【季語の説明】

カマキリ科の昆虫。体長75ミリメートル 内外。体は細長く,緑または褐色。前肢が鎌状の捕獲肢ほかくしになり,小昆虫を捕食する。頭は三角形で複眼が大きく,触角は糸状で短い。後ろばねは薄い膜状で前ばねの下に畳まれる。

前足をたたみ、胸の前でゆらゆらさせています。

これが祈っているように見えることから、「拝み虫」と言う。

害虫を食べてくれる益虫。

 

【例句】

かりかりと蟷螂蜂の皃(かほ)を食(は)む  山口誓子

蟷螂のかまへ解かぬに向合へり        阿部ひろし

蟷螂が首を回して我を見る          小林朱夏

蟷螂の影うつりたる障子かな         延川五十昭

青空へ蟷螂は胸反らしけり          田代貞香

 

 

【名前の由来】

名前の由来は、「鎌切」という表記があることからわかるように、「鎌で切る」から「鎌切り」となったという説と、「カマキリ」は、「鎌をつけた

キリギリス」の意味であって、「キリ」はヤブキリ、クサキリ、ササキリなどのキリギリスの仲間の名に含まれる「キリ」と同じであるという説とがある。

「いぼむしり、いぼじり」は、カマキリがイボをむしってくれるという中国の故事から付いた名前という。疣(イボ)をさすれば消失すという説も。

 

 

今日は何の日

子規忌,糸瓜忌,獺祭忌

俳人・歌人の正岡子規の1902年の忌日。

辞世の句に糸瓜を詠んだことから糸瓜忌、獺祭書屋主人という別号を使っていたので獺祭忌とも呼ばれる。

 

苗字の日

1870年のこの日、戸籍整理のため、太政官布告により平民も苗字を名乗ることが許された。

しかし、なかなか苗字を名乗ろうとしなかったため、1875年2月13日に、全ての国民が姓を名乗ることが義務づけられた。

 

 

以下の図書、ホームページを参考、引用しています。

(合本俳句歳時記  第四版  角川学芸出版)

富山いづみ <admin@nnh.to>

(カラー図説  日本大歳時記  講談社)

(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)

( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )

(ウイキペディア)

(575筆まか勢)

(俳句のサロン)

    (一般社団法人日本記念日協会)

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