カバタテハ
日本語名カバタテハ(樺立翅)
学名Ariadne ariadne
大きさ(mm)(前翅長)25~32mm
時期一年中
生息地南西諸島(八重山周辺)
成虫の食べ物花のミツ
幼虫の食べ物トウゴマ、ヒマ(トウダイグサ科)
写真ギャラリー
メスは裏羽の模様がオスより目立つ
羽を閉じている時は暗い色で枯れ葉っぽい色
地面に降りて吸水
長い毛のはえている卵
小さい頃の幼虫
長く分岐する黒色の突起が頭についている可愛い幼虫
襲われたのか羽が欠けている
逆さまに止まるカバタテハ
表の羽はカバイロの印象的なチョウチョ
羽を広げて地面に降りているのをよく見かける
カバタテハ
目次
タテハチョウ科まとめ 蝶の図鑑
カバタテハってどんな蝶?
1980年代頃から八重山諸島で継続的に見られるようになり、現在では定着したとされている昆虫です。昆虫館などでもよく飼育されているチョウの仲間で、大きなマダラチョウなどに混じって飛んでいるのを見ることができます。マダラチョウの仲間は大きめで優雅に飛んでいるのに対して、カバタテハは少し小さいので小刻みに細かく飛んでいる印象です。
タテハチョウ科チョウの分類の中にタテハチョウ科があります。カバタテハはタテハチョウ科の一種になり、この仲間にはマダラチョウやジャノメチョウの仲間などたくさん含まれています。
カバタテハの特徴
樺色(かばいろ)樺色(かばいろ)とは、蒲(がま)の穂に似た赤っぽい黄色のことです。表の羽の色がこの色なので、樺色のタテハチョウの意味で「カバタテハ」と名付けられました。
その色味の中でも、よく見ると波状に黒い線が走っています。薄く出たり濃く出たりも色々あるようですが、模様の中に変化もあって面白いですね。表も裏もどちらの羽にもサキッチョに白い点が入っているのも特徴ですね。
表の色 カバタテハの表は樺色(かばいろ)と呼ばれる色味をしています。羽を閉じると、濃い茶色で枯れ葉や樹皮を思わせるような地味な色をしています。羽を広げた時の印象とのギャップが強いチョウチョです。
裏の色 カバタテハの裏の羽は地味な色味で見立ちにくい印象です。成長(卵・幼虫・成虫)
卵幼虫もトゲトゲしているのですが、卵も一見トゲトゲに見える長い毛が生えています。
カバタテハ卵は緑色の卵で、全体に長い毛が生えています。結構特徴的で不思議な卵です! 幼虫幼虫は小さい頃からトゲトゲしているトゲイモムシです。小さい時は明るい色味の印象ですが、大きくなっていくにつれ黒い地色が強くなってどんどん模様のコントラストが上がっていきます。ちょっとずつツノも立派になっていきますね!
まだ小さい頃のカバタテハの幼虫。色味も明るく、ツノはまだ小さいというか最初はほとんど無いようなものですね。 少し大きくなったカバタテハの幼虫です。まだ終齢幼虫ではないので、もっと大きくなって模様も強く出てくるようになります。ツノも立派になっていくのでこのまま成長してほしいですね! 成虫裏面は茶色の地味めな色彩ですが、羽を広げるとオレンジ色の明るい羽です。
裏面の羽 広げた羽生息地や分布
1967年に初めて見つかり、1980年頃から八重山辺りで定着したチョウです。平地~低山地の食草近辺で見られることが多いようで、人家周辺でも見られます。
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村松佳優昆虫写真家/講師/カメラマン/ムシミルの運営。
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