中1理科「実像と虚像」違いと特徴をわかりやすく解説!
中学1年生の理科では、「実像」と「虚像」の違いや特徴を学びます。これらの概念は、レンズや鏡を使った光の反射や屈折の理解に役立ちます。本記事では、実像と虚像の基本的な違い、特徴、そしてどのようにしてそれぞれが形成されるのかを、具体的な例を交えてわかりやすく解説します。これを読めば、光学の基本をしっかり理解でき、理科の学習がスムーズになります!
- レベル★★★☆
- 重要度★★★☆
- ポイント:作図によりできる実像と虚像を考える!
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目次- 実像と虚像
- 焦点距離の2倍の位置
- 焦点距離の2倍の位置より外側
- 焦点距離の2倍の位置よりも内側
- 焦点上に光源を置いた場合
- 光源の位置と虚像の大きさ
- 凸レンズと実像の練習問題
実像と虚像
凸レンズは、光の屈折という性質を利用した道具です。軸に平行な光が集まる点「焦点」の外側に光源を置いた場合、実像(じつぞう)ができ、焦点の外側に光源を置いた場合、虚像(きょぞう)ができます。
実像を利用した身近な道具として、カメラや映写機、プロジェクターなどがあります。虚像を利用した道具には、虫メガネやルーペ、顕微鏡などがありあます。
凸レンズでできる像 (1)凸レンズを通過した光が、再び集まってできる像を何というか。 (2)(1)の像を利用した道具を、下の中から1つ選び記号で答えよ。 ア 光ファイバー イ カメラ ウ ルーペ エ カーブミラー (3)凸レンズ越しに見える、実物と同じ向きの大きな像を何というか。 (4)(2)の像を利用した道具を、下の中から1つ選び記号で答えよ。 ア 光ファイバー イ カメラ ウ ルーペ エ カーブミラー解答(1)実像 (2)イ (3)虚像 (4)ウ
焦点距離の2倍の位置実像と虚像を説明するうえで、焦点距離の2倍の位置は非常に重要になります。凸レンズの中心から焦点までの距離を「焦点距離」といいますが、それを2倍にした位置を「焦点距離2倍の位置」といいます。
焦点距離2倍の位置に光源を置いた場合、レンズの反対側の、こちらも焦点距離の2倍の位置に、光源と同じ大きさの実像ができます。これが、凸レンズでできる実像を考える際の基準になるので、この関係をしっかりと覚えておきましょう。
焦点距離の2倍の位置より外側光源を焦点距離の2倍の位置よりも外側に置いた場合、できる実像の場所と大きさは下の図のようになります。
焦点距離の2倍の位置よりも内側光源を焦点距離の2倍の位置よりも内側に置いた場合、できる実像の場所と大きさは下の図のようになります。
焦点上に光源を置いた場合焦点上に光源を置いた場合、作図をすればはっきりしますが、実像も虚像もできなくなります。これは、光源から出る光が、凸レンズを通過後、平行になってしまうからです。つまり、凸レンズ通過後に光が1つの点に集まらないことを意味しています。
光源の位置と虚像の大きさ焦点の内側に光源を置いた場合は、虚像がレンズ越しに観察されるようになります。見える虚像の大きさは、光源を凸レンズに近づかた場合と遠ざけた場合でことなります。
凸レンズと実像の練習問題 下の図のように、光学台に電球をとりつけた厚紙(光源)と凸レンズ、スクリーンを準備し、光源から凸レンズまでの距離、スクリーンから凸レンズまでの距離を測定した。下の表はその結果を示したものである。これについて、後の各問いに答えよ。 a[cm] 15 20 30 b[cm] 30 20 15(1)この凸レンズの焦点距離は何cmか。 (2)aの距離が15cmのとき、スクリーンに映る実像の大きさは、光源の大きさと比べてどうか。
解答(1)10cm (2)大きい