植物の生殖方法「栄養生殖」とは?6つの種類と代表的な食べ物など現役講師がわかりやすく解説します
植物の生殖方法「栄養生殖」とは?6つの種類と代表的な食べ物など現役講師がわかりやすく解説します

植物の生殖方法「栄養生殖」とは?6つの種類と代表的な食べ物など現役講師がわかりやすく解説します

理科生物細胞・生殖・遺伝 植物の生殖方法「栄養生殖」とは?6つの種類と代表的な食べ物など現役講師がわかりやすく解説します 今回は「栄養生殖」について勉強していこう。 栄養生殖は、植物の繁殖方法に関連した用語です。いったいどのようなものなのか、どんな植物にこの生殖方法がみられるのか…身近な具体例をイメージしながら、広く学んでいってほしい。 大学で生物学を学び、現在は講師としても活動しているライターのオノヅカユウに解説してもらおう。
    この記事の目次
  • 栄養生殖とは?
  • 無性生殖と有性生殖
  • 有性生殖
  • 無性生殖
  • 無性生殖と有性生殖のメリット・デメリット
  • いろいろな栄養生殖
  • 塊根
  • 塊茎
  • 球茎
  • 根茎
  • ランナー
  • むかご
  • 栄養生殖の応用
  • 栄養生殖以外の無性生殖

ライター/小野塚ユウ

生物学を中心に幅広く講義をする理系現役講師。大学時代の長い研究生活で得た知識をもとに日々奮闘中。「楽しくわかりやすい科学の授業」が目標。

栄養生殖とは?

栄養生殖(えいようせいしょく)とは、植物が栄養器官で個体数を増やす=子どもをつくる生殖方法のことを指します。

植物のからだは、栄養器官生殖器官に大きく分けて考えることができます。生殖器官というのは、おしべやめしべのある器官…簡単にいってしまえば”花”などのことです。

それ以外の部分を栄養器官とよびます。例えば、葉や茎、根など。こちらは子どもを残すためというより、自分自身の身体を維持するために必要な部分ですね。

無性生殖と有性生殖

今回のテーマである栄養生殖は、無性生殖とよばれる生殖方法の一種です。生物の生殖には無性生殖と有性生殖があります。

有性生殖

有性生殖は、オスとメスがそれぞれつくる配偶子が合体することで新しい個体=子どもをつくる方法です。

私たち人間は、もちろんこの有性生殖によって次世代を残す生物。オスとメスのつくる配偶子の形や性質に大きな違いがある場合、大きい方をとくに”卵(らん)”、小さな方を”精子(せいし)”とよびます。

無性生殖

一方、栄養生殖をふくむ無性生殖では、配偶子を必要としません。オスとメスのような二個体も不要。一つの個体が単独で個体数を増やすのが、無性生殖という生殖方法です。

\次のページで「無性生殖と有性生殖のメリット・デメリット」を解説!/

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