山本由伸、伝説的リリーフのウラで…「大量の鎮痛薬を飲んでいた」ロハス「同点で泣いちゃった」マンシー「負けたと誤解した」キケ、ドジャース“脇役”ストーリー
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山本由伸、伝説的リリーフのウラで…「大量の鎮痛薬を飲んでいた」ロハス「同点で泣いちゃった」マンシー「負けたと誤解した」キケ、ドジャース“脇役”ストーリーposted2025/11/06 11:07
ワールドシリーズ連覇で喜ぶ、キケ・ヘルナンデスと山本由伸。じつはキケは試合中に「負けた」と勘違いしていたtext by
生島淳Jun Ikushima
photograph by
AFLO
ワールドシリーズ第7戦。
ドジャースが1点差を追う9回表、1死からのミゲル・ロハスの同点弾は、まさに起死回生の一発、メジャーリーグの歴史に刻まれる一撃だった。
だがしかし、そのときロハスは脇腹を痛めていた――。
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ドジャースに強力な情報源を持つESPNのジェフ・パッサン記者が、またもクリーンヒットを放った。連覇を達成したドジャースの脇役の面々のサイドストーリーである。
ワールドシリーズ第7戦。9回表、ミゲル・ロハスの同点ホームラン。じつはこのときロハスは脇腹を痛め、大量の鎮痛薬を飲んでいた ©Getty Images ロハスを襲った“鋭い痛み”36歳のロハスは、極度の打撃不振に陥ったアンディ・パヘスに代わって、第6戦から先発に名を連ねた。それまで二塁を守っていたユーティリティのトミー・エドマンが中堅に回り、ロハスが入ったのである。
ロハスは、誰もが一目置くクラブハウスのリーダーだ。タイラー・グラスナウはロハスのことを「最高の毒舌キュレーター」と評している。どんなスターが揃っていようとも、彼は恐れを知らない。
第6戦、ロハスは重要なプレーに絡んだ。9回1死二・三塁、アンドレ・ヒメネスの打球はレフトのキケ・ヘルナンデスへ飛ぶ。前進して好捕したキケは、ノーステップで二塁に送球した。ステップを踏む余裕はなかった。
二塁ベースカバーに入ったのはロハスである。ロハスはキケのワンバウンド送球を体勢を崩しながら好捕、ランナーと交錯して倒れこんだが、ダブルプレーを完成させた。第7戦決定である。
歓喜の輪が出来るなかで、ロハスは肋骨のあたりに鋭い痛みを感じた。
第6戦、9回1死二・三塁の場面。二塁ベースカバーに入り、ダブルプレーを完成させたロハス。試合直後に鋭い痛みを感じる ©Getty Images マンシーが試合中に泣いた理由痛みがかなりひどく、普通だったらプレーできる状態ではない。第7戦当日、大量の痛み止めを処方され、打撃練習をなんとかこなして、デーブ・ロバーツ監督に「出たい」と申告し、監督はロハスに「ベット」した。
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