スピーカーの修理 振動板(コーン紙)の穴の治し方|tone qualityスペックとメンテナンス
今回は、スピーカーの振動板に開いてしまった、穴や亀裂の直し方をご紹介しようと思います。よくコーン紙の修復をされたユニットを見かけますが、白紙を使っている方を多く見かけます。白紙を使いますと、抄紙や色合いが異なってしまいますので、今回ご紹介する方法を参考の一つにして頂けますと幸いです。
上記の穴は、38㎝のコーン型のウーファーで、JBLのユニットになります。コーン紙の色は、明るめの色なので色合いを合わせるのがとても難しいです。穴の大きさは、14mmくらいの穴になります。穴の直し方としましては、表面で治そうとすると、目立ってしまいますので、裏面を中心的に直していきます。
後ろ側から、指で押さえて、表面が綺麗なフラットになるように整えていきますが、破れた部分は、紙の繊維が崩れていますので、なかなかフラットにするのが難しいです。
修復には何を使うのか?
結論を言いますと、コーン紙の修復は、コーン紙を使います。基本的には同じ抄紙を使うようにしています。
修復不可能な断線をおこしたユニットのコーン紙や、既に破れて使えなくなってしまったコーン紙を、修理の時に役立てます。私は、修復不可能になってしまったユニットの、各メーカーのコーン紙をとっておくようにしています。修復される方は捨てずに取っておく事をおススメします。
●直し方
コーン紙は、紙がいくつも重なってできていますので、紙が透ける程の薄さにピンセットで表面を剥がしていきます。
透けるくらい薄く剥がしたコーン紙を、後ろ側に貼っていき強度を上げていきます。5回くらい貼れば強度が出てくると思います。強度が出たところで、再度表面を整えれば、綺麗に馴染むと思います。