「撮り鉄」が沿線住宅に侵入し庭木を伐採…人気の「初代長野色」「湘南色」、運行予定の発表中止
「撮り鉄」が沿線住宅に侵入し庭木を伐採…人気の「初代長野色」「湘南色」、運行予定の発表中止 2025/09/23 15:40 保存して後で読む スクラップ機能は読者会員限定です(記事を保存) スクラップ機能について 読者会員に登録 読者会員の方はログイン完了しました
しなの鉄道(長野県上田市)は今月から、同社が運行する「115系」の運行予定の発表を取りやめた。これまで鉄道撮影を趣味とする「撮り鉄」などに向けて毎月発表していたが、マナーの悪化が目立ち、沿線住民から同社に苦情が寄せられたためだという。
初代長野色の115系=しなの鉄道提供発表を取りやめたのは「『懐かしのカラー・ラッピング』車両運用行路」。
同社の運行する115系は、白と緑、赤からなり、1980年代後半から90年代前半に県内の車両で使われていた「初代長野色」や、緑とオレンジの2色が特徴で、旧国鉄時代の東海道線に使われていた「湘南色」などが親しまれている。
しなの鉄道北しなの線の列車こうした車両を撮影したい鉄道ファンに向け、115系の運行日時や行路などを記載した情報をホームページ上で公開し、同時に撮影時の法令順守を呼びかけてきた。
しかし、8月上旬、信濃町の北しなの線沿線で、撮影者が無断で住宅の敷地内に侵入し、庭先の木を伐採する事案が発生。同月10日に住民から同社に苦情が入り、今後の発表の中止を決めた。
同社は「これまでも公道を占領したり、私有地に入ったりする事案が多発していた」とした上で、「発表取りやめは残念だがやむを得ない」としている。