【新日本】竹下幸之介が無念IWGP陥落 腕には中邑真輔のバンダナ「俺の分まで…って託されたものです」
竹下幸之介(左)は左腕に中邑真輔の〝思い〟を携え、辻陽太との大一番を戦った すべての写真を見る(2枚) 【新日本】竹下幸之介が無念IWGP陥落 腕には中邑真輔のバンダナ「俺の分まで…って託されたものです」 2026年1月5日 06:00 木元理珠 コメント|4新日本プロレスのIWGP GLOBALヘビー級王者・辻陽太(32)が、IWGP世界ヘビー級王者のKONOSUKE TAKESHITA(30=竹下幸之介)とのダブル王座戦を制し2冠王者に輝いた。団体のエースで社長の棚橋弘至の引退試合が行われた4日の東京ドーム大会で、新たなエースが誕生した。だが、試合後にこの日復帰したジェイク・リーに急襲されKO。ベルト戦線の新たな展開に注目が集まる。
お互いが2度目の防衛戦となる王者対決は、まさに死闘。試合時間が20分を過ぎても両者は一歩も譲らず、一進一退の攻防を繰り広げた。相手の猛攻に苦しめられた辻だったが、最後は新日本伝統の逆エビ固めで締め上げ、執念のギブアップ勝ちを奪った。
2つの王座を手にした辻はリングを去る竹下に「お前のその目、全然死んでねえな。やっててわかったよ、俺はお前に負けたくない」と熱いメッセージを送った。そして試合前から「IWGPヘビーを取り戻したい」と訴えてきた新王者は「俺はこのリングで育ってきた。このリングで応援してくれるファンのみんな、新日本があったからこそ俺は今ここにいる。俺が辻陽太だ。IWGP GLOBALヘビー級チャンピオン、〝IWGPヘビー級〟チャンピオンの辻陽太だ!」と宣言した。
だが、悲願の団体最高峰王座初戴冠を果たした新王者が「いいか、忘れるな。このセルリアンブルーのリングは世界最高だ。俺は胸を張ってセルリアンブルーのリングで…」と決意表明をしていると、この日復帰したばかりのジェイク・リーに背後から急襲されてダウン状態に。ヤングライオンに肩を借り、無言でリングを後にした。
エプロンで辻陽太(右)にDDTを放つ竹下幸之介 すべての写真を見る(2枚)一方、無冠になった竹下は「俺からIWGP世界ヘビーのベルトを取ったのが辻陽太…それがすべて。でも、これで終わりじゃないから」と悔しさをにじませつつ「またいつの日か、お前のそのベルト取りにいくからな」と早くも再戦を望んだ。
この日、竹下は棚橋の同期である中邑真輔(WWE)のバンダナを腕に巻きつけて試合に臨んだ。「棚橋弘至が引退するこのリングに立ちたくても立てない、そんなプロレスラーもいてね。『俺の分までリングに立ってくれ』って言われて託されたものです」
最後に竹下は「もし来年も1・4東京ドームがあるなら、この景色を見せないといけないし、俺たちが新しい時代をつくったその先には、何年かかっても今日の景色以上のものを見せないといけない。それが俺たちの使命だと思ってます。これは始まりやで」と言い残し去っていった。
新世代のエースたちが新たな道を切り開く。
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