「13歳で拉致され、男たち3人に襲われた」「島から脱出する条件はあられもない姿を撮らせること」被害女性が必死に訴えていた“黙殺された証言”【エプスタイン文書300万ページ新たに公開】
国際情報 2026.02.05 07:00 NEWSポストセブン 「13歳で拉致され、男たち3人に襲われた」「島から脱出する条件はあられもない姿を撮らせること」被害女性が必死に訴えていた“黙殺された証言”【エプスタイン文書300万ページ新たに公開】 タレコミする被害を受けたジュフリー氏とエプスタイン元被告(時事通信フォト)
写真一覧1月30日(現地時間、以下同)、米司法省は新たに約300万ページにおよぶ通称「エプスタイン文書」を公表した。これらは、2019年に勾留中に死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン元被告に関する捜査資料であり、昨年12月の公開分と合わせて現在までにおよそ350万ページが公開されている。
エプスタイン元被告は、1990年代〜2000年代の長期間にわたって、10代の少女を含む未成年の女性たちの人身売買および性的虐待に関わったとされている。さらに、その裏には政財界や芸能界の大物らが絡む大規模な“買春ネットワーク”が存在するとの疑惑もある。大手紙国際部記者が解説する。
「エプスタイン元被告は、自身が所有する豪邸やプライベートアイランド(リトル・セント・ジェームズ島)に少女らを引き入れて、交友関係のある著名人らに売春斡旋していたとされています」
これまでにも、複数の女性が被害を訴えている。その1人が、昨年4月24日に亡くなったヴァージニア・ジュフリーさん(享年41)だ。
2001年、当時17歳だったジュフリーさんはエプスタイン元被告のパートナーだったギレーヌ・マクスウェル被告(64)から勧誘を受け、英・ヨーク公爵アンドルー王子(65)と寝るように指示されたと主張していた。その後、2022年にアンドルー王子から多額の解決金が支払われ、和解に至っている。
「ただ、ジュフリーさんの勇気ある告発によって明らかになった被害は氷山の一角に過ぎないとされており、その裏にはおびただしい数の当時10代だった被害者がいると見られています。
海外メディアなどは、新たに公開された膨大な資料の分析を進めています。あくまで公表されたものは捜査資料の一部であり、名前が登場する人物が犯罪行為に関与していたことを決定的に裏付ける証拠ではない。慎重に精査している最中です」