中級へ行こう 第2課:地震
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目次
- 1 使用教材
- 2 語彙や文法の導入
- 2.1 1. 話しましょう
- 2.2 2. ことばの練習
- 2.3 3. 新しい文型
- 3 本文読解
- 3.1 1. QAの確認
- 3.2 2. 本文を読む
- 3.3 3. ピア活動
- 3.4 4. 答えの確認
- 4 後作業:リスニングや作文など
- 4.1 1. チェックシート
- 4.2 2. 聴解タスクシート
- 4.3 3. シャドーイング
- 4.4 4. 作文
使用教材
中級へ行こう 日本語の文型と表現55 第2版
中級へ行こう 日本語の文型と表現55 第2版
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1. 話しましょうここでは、第2課のテーマである地震について会話をしながら、未習の語彙を導入したり、本文を読むにあたって手助けとなる情報を学習者に与えていく。
「話しましょう」の中で全ての言葉を導入するのは時間が足りないし、難しいのと思うのでキーワードとなる言葉を導入したり、事前に単語リストを配っておくなどして、時間短縮すると良い。
①ウォーミングアップ T:(地震のイラストを見せて)みなさん絵をみてください。これは何ですか。 S:地震です。 T:そうですね。(板書しながら)地震が_______動詞は何ですか? S:起きる、あります。 T:いいですね。 T:「地震が起きる」は「地震が起こる」でもいいです。
板書地震が起きる(起こる)。 地震があります。T:じゃあ、みなさんの国で時々、地震がありますか。 S:はい、時々。 T:じゃあ、地震が起こったら、何をしますか。 S1:外に出ます S2:小さい地震なら何もしません。 T:じゃあ、大きい地震だったら? S2:私も早く外に逃げま
T:じゃあ、今から地震のビデオを見ましょう。
参考:地震のビデオ・2011年3月11日 東日本大震災 発生の瞬間映像集(YouTube)T:どうでしたか。 S:とても怖かったです。 S:大きかったです。 T:地震のとき部屋は動いていましたね? S:はい。 T:どうやって動いていましたか。 S:右と左。 T:そうですね。右に動いたり左に動いたりすることを「揺れる」と言います。 T:じゃあ、どのぐらい揺れましたか。5分でしたか?10分でしたか? S:30秒ぐらいだと思います。 T:そうですね。30秒ぐらい揺れてどうなりましたか。 S:止まりました。 T:そうですね。30秒ぐらい揺れていました。そして止まりました。揺れるのが止まることを「揺れがおさまる」といいます。
T:じゃあ、ビデオの中で何が揺れていましたか。 S:ソファ、テーブル、机。 T:そうですね。ソファ、テーブル、机、このグループを「家具」といいます。
本書には登場しないが、余裕があれば「家電」も導入しておく
T:じゃあ、今地震のビデオを見ました。もし、日本で大きい地震があった時、どうすればいいですか。そして、揺れがおさまった後、どうすればいいですか。ちょっとペアで考えてみましょう。
ペアでディスカッションした後、学生の答えを板書していく。会話の中で新出語彙が導入できそうであれば導入する。
板書【地震が起きた時】 (学生の意見を書く)【地震がおさまった後】 (学生の意見を書く)2. ことばの練習媒介語で未習の語彙を紹介 or 事前に宿題として意味を調べさせる。 それぞれの単語をリピート、意味を確認した後、教科書の「ことばの練習」を実施する。
単語意味ストーブstoveガスコンロgas stove揺れquake / tremor揺れがおさまる[quake] subside慌てるto panic食料food supplies家具furnitureその他the others万一just in cae連絡方法means of contact避難場所evacuation / refuge area3. 新しい文型
T:じゃあ、本文を読む前に、新しい文型を4つ勉強しましょう。
(1) 〜のでしょうか[意味] 疑問に思うことを丁寧に問いかける表現
[英訳] Used when someone ask a question in a polite way
[例文] ・大きい地震が起きたら、どうすればいいのでしょうか。 ・この部屋を使うのに許可が必要なのでしょうか。 ・日本にはどんな祭りがあるのでしょうか。
①導入 T:さっき、地震の話をしましたね。私はみなさんに聞きました。地震が起きた時、どうすればいいですか。(板書)
板書地震が起きた時、どうすればいいですか。T:もう少し丁寧に言いたいです。どうやって言ったらいいと思いますか。 S:地震が起きた時、どうすればいいでございますか。 T:地震が起きた時、どうすればいいのでしょうか。と言います。
板書地震が起きた時、どうすればいいですか。 →地震が起きた時、どうすればいいのでしょうか。T:じゃあ、日本はどんな国ですか? S:綺麗な国です。 T:どうして綺麗な国ですか。丁寧に聞きたいです。S2さん聞いてください。 S2:どうして日本は綺麗でしょうか。 T:どうして日本は綺麗な国なのでしょうか。
板書どうして日本はきれいな国なのでしょうか。②基本練習:結合練習 教科書では5問用意されているので、もっと練習させたければ、追加問題を準備しておくこと。
③短作文 「日本について不思議だと思うこと」をテーマに短い作文を書かせる。 短作文は時間がなければスキップ or 宿題とする。
(2) 「自動詞・他動詞」の整理①導入 絵カードを使って、自動詞・他動詞の復習をする。 ・自動詞か他動詞かを答えさせる。 ・自他のペアで答えさせる。 ・文を作らせる。 (例)ドアが空いています。
②基本練習 教科書では、自・他のペアで選ばせる問題と穴埋め問題が用意されている。
(3) VようとしてもVない[意味] 動作を実現しようと努力するが、実現しないことを表す。
[英訳] Though I try to V, it will not V (Used when someone's efforts to do something cannot be realized or are in vain.)
①導入 T:これは何ですか? S:ドアです。 T:ドアを? S:開けます。 T:(ドアを一生懸命に開けるジェスチャーをして)あれ・・・んー、んー。 T:ドアは開きましたか? S:いいえ。 T:ドアを開けます。頑張ります。でも、ドアは開きません。 T:ドアを開けようとしても、開きません。
T:ちょっと暑いですね。エアコンをつけましょう。 T:(エアコンのリモコンを持って)あれ?あれ? T:エアコンはつきましたか? S:いいえ。 T:エアコンをつけます。えいっ!えいっ!エアコンはつきません。 T:エアコンをつけようとしても、つきません。
板書ドアをあけようとしても、あきません。 エアコンをつけようとしても、つきません。V1ようとしてもV2ない。 V1:他動詞 /V2:自動詞T:ドアを開けようとしても、開かない。ドアを頑張って開けます。でもドアが開きません。 T:エアコンをつけようとしても、つかない。エアコンをつけます。えいっ!でも、つきません。
T:「あけよう」、「つけよう」は他動詞ですか、自動詞ですか。 S:他動詞です。 T:動詞の形はどうですか。 S:意向形です。
T:「あきません」、「つきません」は他動詞ですか、自動詞ですか。 S:自動詞です。 T:そうですね。
②基本練習:文作り 教科書では3問用意されているので、もっと練習させたければ、追加問題を用意しておく。
(4) 〜のは〜だ[意味] ・後件で言いたいことを述べる表現。
[英訳] It is 〜 that 〜. (Used to focus on the latter part of the sentence)
[例文] ・地震が起きた時、一番大切なのは慌てないことだ。 ・日本語を勉強するとき、一番難しいのは漢字だ。 ・問題なのは物価が高いことだ。
①導入(本文読解後に確認) T:「一番大切なのは慌てないことだ」と「慌てないことは一番大切です」はどう違うと思いますか。
②基本練習 教科書では5問用意されているので、もっと練習させたければ、追加問題を用意しておく。
③応用練習 教科書では3問用意されているので、もっと練習させたければ、追加問題を用意しておく。
④短作文 「日本の生活」をテーマに作文を書かせる。
(5) 「自動詞 + ている / 他動詞 + ている、 +ておく」の整理①基本練習 会話を読んで、( )に「ている」、「てある」、「ておく」のどれかを書かせる。
本文読解
1. QAの確認本を読む前に、まず、QAの内容を確認する。
T:じゃあ、これから地震の文章を読みます。はじめに、プリントを配ります。1枚は地震の文章で、もう1枚は文章の問題です。 (読み物とタスクシートを配布)
T:じゃあ、最初にタスクシートを見てください。問題は3つあります。文章の質問です。みなさんには文章を読んで、答えを考えてもらいます。
2. 本文を読むT:最初に私が文章を読みますから、みなさんは聞いてください。そしてどんな話か考えてください。私が読んだ後、みなさんが文章を読んで答えを考えます。 (教師が文章を全て読む:範読)
T:はい、今からみなさんに文章を読んでもらいます。一人で声に出さないで読んでください。文章を読みながら答えを考えて、タスクシートに書いてください。 (わからない言葉があっても、辞書は使わないで頑張って読みましょう) S:(個々で黙読し、質問の答えを考えて書く) T:(机間巡視)
3. ピア活動T:では、読めましたか?みなさん、どんな話かわかりましたか?S1さんどうですか? S1:わかりました。 T:S2さんどうですか? S2:あまりわかりませんでした。 T:そうですか。どんなところが難しかったですか。 S2:時間が足りなかった。単語が難しかったなど。 T:そうですか。まだ、全部できていない人もいるかもしれませんが、グループで答えを考えましょう。じゃあ、これからペアを作ります。S1さんとS2さん、S3さんとS4さん、S5さんとS6さんがペアです。 S:(席を移動する) T:じゃあ、グループの人と一緒に、どんな話だったか話してください。その後、質問の答えを相談してください。答えが同じじゃない時は、ペアで相談して答えを考えてください。 S:(ペアで答えを検討する) T:(机間巡視)
4. 答えの確認T:ペアでたくさん相談しましたか。それでは、一緒に答えを確認しましょう。
Sに質問文を読ませ、答えを確認する。
後作業:リスニングや作文など
1. チェックシート2択問題。3〜5分程度で解かせて、答え合わせをする。時間がなければ宿題にしても良い。
2. 聴解タスクシートCDを聞きながら、空欄の部分を記入させる。CDにはゆっくりしたスピードとナチュラルスピードが録音されているので、学習者のレベルに応じて選択すると良い。ゆっくりスピードでも生徒が聞き取れなければ、教師がもっとゆっくりしたスピードで読むと良いだろう。
3. シャドーイングこれは教科書にはないタスクだが、時間があれば実施する。
4. 作文できる限り時間内に書かせて提出させる。
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